私たちが結婚してまだ間もないころ、私たち夫婦はホンダのインテグラという黒いスポーツカーに乗っていました。
元々は、夫が所有していてすでに10万キロくらいは走っておりお互いの実家をこの車に乗って行き来しておりました。
そんな中なぜローン返済中の車を売ることになったかというと、結婚二年目で子どもが生まれたからでした。
長女がうまれてしばらくは、チャイルドシートをつけて家族で乗っていましたが子供が大きくなるにつれ、車内は狭いしスポーツカーが子供連れには構造上不向きだということがよくわかりスポーツカーを手放して、普通車にのりかえようということになりました。
その際、特に夫と喧嘩もせず二人の意見は一致しました。当時私たちの年齢は30歳くらいでした。
カッコよさや憧れのような気持ちより快適さや実用性が上回った瞬間でした。
インテグラを売却しようとしたとき、ローンはあと20万円ほど残っていました。
このスポーツカーは、当時ほとんど夫が週末のみ運転していたため状態がとてもよかったです。事故でぶつけたことなども一度もありませんでした。
そのため、ローンの返済が終わるのを待って売却することとローンが残った状態で売却することを天秤にかけましたが、そんなに変わらないのではないかということになりました。
そのためすぐ売却先を探したのですが、私たちはまずスポーツカー専門の一括査定サイトをスマホで調べました。
理由は知人や購入したお店よりスポーツカー専門のところで売却を検討した方が早く売れるのではないかと思ったのです。
予想していたことがあたり、スポーツカー特にインテグラを趣味にされている方からサイトへのアクセスが多かったです。そして、このインテグラのタイプがもう作られないタイプだということもあり希少価値も少し上がりました。
そのため、ローン残債分より15万円ほど多く、つまり合計35万円ほどの金額でインテグラは売れました。
所有権留保の解除の手続きはスムーズにいったほうだと思います。理由は、ローンの金融機関が、そのスポーツカー専門のお店の取引先でもあったからだと思います。
それと私たち夫婦も、そのお店の営業の方とよくコミュニケーションがとれており、(なにも関係ないかもしれませんが夫が同じ高校出身でした。)何か言われましてもしつこいくらい解除をあきらめませんでしたので結果、無事売却されました。
今後ローン返済中の車売却を考えている方へのアドバイスですが、やはりローンの金額は可能な限り少ない方がいいと思います。
もしくは、売却する車の状態がとても良かったり、人気のある車種だったり、何か希少価値があったりすると普通の中古車の売却より金額は上がると思います。
そして、一つのお店に決めずに何社か見積もりを取ってみたらいかがでしょうか?
売り手と買い手の考えがなるべくちかいお店との取引をなさったほうが後々トラブルになる可能性も低くなると思います。
そして、私たち家族の場合は、家族が増えるのでスポーツカーから普通車に買い替える話なども素直に話してコミュニケーションを深めました。
それでももし、所有権留保の解除の件などでトラブルが発生した場合は、自動車ローンの信販会社へ直接ご相談されることをおすすめします。
それでも解決されない場合は行政書士の方などにご相談してみてはいかがでしょうか?
こういったトラブルは意外とあるものなどできっと力になってくれると思います。